京都府と府内45大学(短大・高等専門学校を含む)による就職支援に関する協定の締結式でスピーチする茨木俊秀KCGI学長=2018年7月14日,京都市勧業館「みやこめっせ」
学生の人材育成をはじめとした各種就職支援を通じて京都府内の企業への就職を促進しようと,京都情報大学院大学(KCGI)など府内45大学(短大・高等専門学校含む)と京都府は2018年7月14日(土),就職支援に関する協定を締結しました。府と大学等が連携して促進していく事項として,インターンシップや合同企業説明会の積極展開,留学生の支援などが盛り込まれました。
この日,京都市勧業館「みやこめっせ」で協定締結式があり,KCGIからは茨木俊秀学長が出席。西脇隆俊 府知事のあいさつに続いて出席した大学等の関係者がスピーチし,茨木学長は「本学は日本最初のIT専門職大学院として2004年に開学して以来,IT分野の教育研究の拡張と国際化を進め,多様な国籍の多くの学生が情報技術修士(専門職)取得に向け学んでいます。本協定締結により本学のキャリア教育充実が図られるとともに,学生の京都府内企業就職に対する機運が高まるでしょう」などと述べました。
協定の連携事項は▽京都府内の企業等におけるインターンシップの取り組みに関すること ▽就職活動に支援を必要とする学生に対する連携促進に関すること ▽留学生の支援に関すること ▽学内で行う合同企業説明会の開催に関すること ▽学生やその保護者等に対する府内の企業情報や各種イベント等の周知に関すること ▽学生および卒業・修了生の就職にかかわる情報の交換および実績の把握,人材育成にかかわる情報共有に関すること-などです。協定締結を機にKCGIでは,学生に向けて府内企業の就職情報などをより積極的に告知していくことにしています。
締結式に出席した34大学等の代表と京都府の西脇隆俊知事らによる記念撮影。前列左から5番目が茨木KCGI学長