京都情報大学院大学ではコンテンツビジネスコースを開設しており,ハリウッド映画を代表するデジタルメディアのパイオニアである,デジタル・ドメイン創設者・元CEOのスコット・ロス氏をお迎えし,コンテンツビジネスとしてのアメリカ映画業界における課題を,特殊効果・VFX(ビジュアル・エフェクツ)関連を中心にお話いただきます。今回,この特別講義を一般にも公開いたしますので,奮ってご参加ください。
- 演題:「特殊効果・VFXの魅力と課題」
- 日時:2013年11月13日(水)17:30~ および 11月14日(木)17:30~(両日とも講演内容は同じです)
- 参加費:一般:1000円,学生:無料(受付にて学生証をご提示ください)
- 会場:京都コンピュータ学院 京都駅前校
- 講師:スコット・ロス氏(デジタルメディアのパイオニアの一人で, 米デジタル・ドメイン社の創設者・元CEO)
コンピュータ・グラフィック技術を駆使した特殊効果・VFXは,いまやどの映画にも欠かせないものになってきており,実写と見分けがつかないほどに技術が進歩してきている。VFX業界が成熟してくるにつれ,これまでにはなかったパラダイムが生まれ,VFXスタジオの役割,利益構造の見直しが望まれるようになっている。また,インターネットによるデジタル配信技術の高度化・高速化によって,映画製作者には様々な可能性が広がってきている。
スコット・ロス氏のプロフィール:
デジタルメディアのパイオニアの一人。ジェームズ・キャメロン氏とともにデジタル・ドメイン社を創設し,最大手のプロダクションにまで育てあげた。1970年代にはマイルス・デイビスグループなど多くのバンドと巡業し,80年代にはジョージ・ルーカス氏が設立したILMのゼネラルマネージャーに。89年にはNTTで「創造力」をテーマとした組織改革をサポートした。その後,日本の14の大学で,デジタルメディア関連学部の設立を支援。人脈も広く,政府高官やゲーム会社のCEO,主要な映画配給会社,黒澤明監督,ゲームクリエイターの宮本茂氏など多方面にわたる。アカデミー賞を主宰する「アメリカ映画芸術科学協会」,エミー賞を授与する「アメリカテレビ芸術科学協会」のメンバーでもあり,世界20ヵ国以上で,創造的手法やテクノロジーについて講演している。
申し込みはこちらをご覧ください。
http://kcg.edu/50th/events/特殊効果VFXスコット・ロス講演/