eラーニングアワード 2015 フォーラムが主催するコンテスト「第12回日本e-Learning大賞」で,京都情報大学院大学(KCGI)と一般社団法人 野菜プラネット協会が共同で制作したコンテンツ「ウェアラブル・ドローンカメラを用いた次世代農業人材育成の反転学習用コンテンツの開発」が,ウェアラブル部門賞を受賞しました。
KCGIでは,同協会の名川知志氏を客員教授として招き,農業IT(スマート・アグリ)についての講義を開いています。講義のコンテンツやeラーニング教材を,江見圭司KCGI准教授らとともに開発してきました。コンテストの主催・審査員からは「ドローンカメラを用いて農場全体を概観し,眼鏡型ウェアラブルカメラを用いて農作業の暗黙知を形式化することで,効果的な農作業のための教材作成や人材育成につなげることができた」との評価を受けました。
「日本e-Learning大賞」は,新しい学習の可能性・学力向上に役立ったり,企業や自治体,団体におけるコストダウン・生産性向上・業務改革につながるようなeラーニングコンテンツ・サービス・ソリューションなどを表彰する賞です。表彰式は,10月28日(水)に東京・お茶の水のソラシティカンファレンスホールで開かれる「eラーニングアワード 2015 フォーラム」の席上,行われます。
同フォーラムでは,江見准教授が10月29日 (木) 15:20~16:10,「国際化・多言語化を意識したJMOOC教材の作成」と題して講演します。受賞作についての紹介も盛り込む予定ですので,ぜひ会場へお越しください。
KCGIでは2016年度に「応用情報ビジネスコース」を新設し,今回の受賞作に関連する農業ITのほか,海洋IT,医療ITなどの分野におけるカリキュラムを構築,関連する各種講義を準備しています。