2008年11月7日(金),早稲田大学で「国際CIO学会 2008年度秋季研究発表大会」が開催され,本学学生も2件の研究発表を行いました。両グループとも,学会発表の成果をもとに国際CIO学会論文誌への投稿を予定しています。発表内容は以下の通りです。
- 「ERPを手段としたグリーン調達のためCIOの役割 -規範から実践へ:日本でのグリーン調達普及モデルの提案―」,中村誠希,川口雅大,上田治文
- 日本の一般企業でグリーン調達は,コスト高などを理由に取り組みが遅れている。コストを抑えながらグリーン調達業務を推進するには,ERPの活用とグリーン調達審査業務のアウトソーシング化が有効であり,その推進にはCIOのリーダシップが不可欠であると提案しました。
- 「教育機関におけるCIO教育としてのプロジェクト型教育の提案」,後藤洋信,西原誠,上田治文
- CIOの育成には,企業の全体最適を追及するERPをプロジェクト形式で学習することが効果的であると提案しました。