KCGグループ(京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院等)が共催する「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2014」(同実行委員会・京都市主催)は9月20日(土),21日(日)の両日,京都市勧業館(みやこめっせ)を中心に開かれ,京都市内外から大勢のマンガ・アニメファンが訪れ,にぎわいました。KCGグループは,「みやこめっせ」会場にブースを出展し,KCGマスコットキャラクター「きょこたん」グッズのガチャ設置やライブペインティングを実施。さらに,京都コンピュータ学院 京都駅前校では,中高校生の声の祭典・全日本声優コンテスト「声優魂」の京都大会の決勝審査や,文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した森見登美彦原作のTVアニメ「有頂天家族」の上映会および声優・能登麻美子さんらを招いてのトークショーなど,さまざまな関連イベントを開催し,大勢の方にお越しいただきました。また,「京まふ」イベント公式ガイドブックの企画編集制作もKCGグループが担当し,好評でした。
20日に「みやこめっせ」で開かれたオープニングセレモニーでは,主催者である京まふ実行委員長の松谷孝征 NPO法人映像産業振興機構理事長(株式会社 手塚プロダクション代表取締役社長)と門川大作 京都市長,共催するKCGグループの長谷川亘 統括理事長らが登壇し,あいさつや鏡割りで開幕を祝いました。
「みやこめっせ」のKCGブースには,特大の「きょこたん」をあしらい出迎えました。「きょこたんガチャ」は,きょこたんのクリアファイルやステッカー,缶バッジが当たるとあって,ファンの長い列を作りました。ライブペインティングは,「マグダラで眠れ」(電撃文庫),「高校生魔王の決断」(ガガガ文庫),「スクールデモクラシー!」(講談社ラノベ文庫)などライトノベルのイラストに加え,「TOHO MEGANE」の眼鏡デザイナーとしても活躍中の鍋島テツヒロさんが担当。オリジナルのきょこたんを描き上げ,ブースに訪れた大勢の方々を魅了しました。そのほか,YouTubeで放映中のCMや,京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院を紹介するDVDなどを流し,PRしました。
・関連イベント
声優魂in京まふ
「声優魂」本大会の京都大会の決勝審査(京まふ実行委員会主催,KCGグループ協力,京都新聞社,NHK京都放送局後援)が20日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで開かれ,京都市内をはじめ近畿各地からの150名以上の応募者のうち,予選を通過した23名が臨みました。「声優魂」本大会 声優部門審査長で一般社団法人 国際声優育成協会理事の百田英生氏や,京都市交通局,京まふ事務局,KCGグループの関係者のほか,ゲストとしてアニメ「けいおん」の「平沢 憂」役をはじめゲームやラジオで幅広く活躍する声優の米澤円さんが審査員を務めました。
一人ひとりによる朗読と,3人ひと組による読み合わせ審査があり,出場者は緊張しながらも,若い力と感性を存分に発揮していました。
この後,会場を「みやこめっせ」に移して結果発表と表彰式が行われました。最優秀賞に輝いた方は11月に東京で開催される本大会決勝への出場権を獲得。特別賞のうち3人は,α-station(FM京都)特別企画番組ニッポン放送のラジオ番組のメインパーソナリティを,同じく特別賞の別の3人は,京都市交通局キャラクター(太秦萌・松賀咲・小野ミサ)の声優を務めてもらうことになっています。
2014ミス京まふ 都萌ちゃんコンテスト
京まふなど京都市の各種イベントの広報大使を選ぶ「2014ミス京まふ 都萌ちゃんコンテスト」(京まふ実行委員会主催,KCGグループ後援)の本選考が20日みやこめっせで開かれ,7人が審査に臨みました。
都萌ちゃんは,京まふのマスコットキャラクターとして愛されています。
7人は自己紹介や,好きな「京都言葉」などを披露して,アピールしました。
グランプリ1名(賞金5万円)と準グランプリ2名を決定。グランプリに輝いた方は,都萌ちゃんの着物衣装で1年間活動します。
「有頂天家族」トーク&上映会~弁天セレクション~
TVアニメ「有頂天家族」から,物語のキーとなる「弁天様」に関係する番組を選んでの上映会と,声優や作家,監督,プロデューサーによるトークショー(KBS京都主催,KCGグループ共催)が21日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで開かれ,大勢の「弁天ファン」が詰め掛けました。
計7本を上映。その後,弁天役の声優・能登麻美子さん,吉原正行監督,堀川憲司プロデューサーに,スペシャルゲストとして原作者の森見登美彦氏を加えてのトークショーが開かれました。
能登さんは「弁天」の役づくりについて「悪女のようでもあり,ときには天真爛漫で,女の子らしくもある弁天。いろいろな演じ方があるので,役づくりが進む中で勉強していきました」と話しました。吉原監督は「弁天をはじめ,どのキャラクターもこちら側から設定をせず,役者(声優)さんがストーリーを読んで受け取ったままの演じ方をしてもらいました」と披露。堀川プロデューサーは「第1話の放映は終了しましたが,続編が,どのような形で作られてくるのか楽しみ」と話すと,森見氏は「第2話は間もなく書き上がります。来年早々には放映できると思いますので,楽しみにしてください」と述べ,会場のファンを喜ばせました。
「犬神さんと猫山さん」コメンタリー上映会
KBS京都などで放映された5分間アニメ「犬神さんと猫山さん」の声優「杜松 美希音」役・堀野紗也加さんと,「鳥飼ひばり」役・山崎エイリさん出演によるコメンタリー上映会(KBS京都主催,KCGグループ協力)が21日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで開かれました。映像を見ながら,堀野さんと山崎さんは,シーンごとの思い出や裏話を披露し,訪れたファンを楽しませました。