eラーニングを活用した人材教育や組織戦略の現状と未来を語り合う専門フォーラム「e-Learning Awards 2014フォーラム」が2014年11月12-14日の3日間,東京・御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンターにて開催され,江見圭司 京都情報大学院大学(KCGI)准教授が「国際化・多言語化そして数式表示に取り組むLMSの利用」と題して講演し,京都コンピュータ学院(KCG)を合わせたKCGグループの学習管理支援システムやそのコンテンツの国際化対応について紹介しました。
KCGグループは,大学が連合して合理的にIT化することによって教育の質向上と経営の効率化,固定化の削減を図る「ネットワークマルチバーシティ」を提案しています。対面授業も含めた全科目で,すべての教員がCMS,テレビ会議システム,コミュニケーションシステム,撮影室・撮影PCなどのeラーニングシステムを利用,さらには日本語・英語両方で講義や授業資料の提供を率先して実施しています。
江見准教授は,日本語・英語の両方で利用できる本学独自の学習管理支援システムKCG Information Network Galaxy-Learning Management Systemについて紹介し,デジタル化された授業コンテンツを2カ国語で提供する際,グローバルな視点からどのような配慮が必要かを話しました。
また,岡本 敏雄KCGI教授は,一般社団法人eラーニングアワードフォーラム運営事務局 理事会会長を勤め,運営を通じてMOOCと呼ばれる教育のオープン化,反転授業,テクノロジーを活用したEdtechなど教育分野の革新に尽力しています。
『e-Learning Awards 2014フォーラム』
http://www.elearningawards.jp/