ミラン・ブラッハ教授
京都情報大学院大学(KCGI)のミラン・ブラッハ教授(チェコ・カレル大学教授,チャールズ大学名誉教授)がこのほど,チェコを拠点に発刊されている権威ある経済関連研究論文誌「The Czech Economic Review」のエディター4名のうちのひとりに選ばれました。ブラッハ教授は掲載論文の選定や審査を担当されます。本学では「システム理論特論」「ネットワーク最適化論」などの講義を担当するブラッハ教授は,経済学の論文編集でもこれまでの経験と実績を生かされていきます。
「The Czech Economic Review」について
「The Czech Economic Review」は経済学に関する論理的かつ実証可能な研究論文を発表することを目指し,年に3冊発行されています。
同誌の主な強調点は,有力なミクロ経済学,公共経済学,産業組織論などさまざまな分野で応用される数学的で量的なメソッドにあります。雑誌名の地理的な名称は単にチェコの学者たちが始めたということを示しているにすぎません。雑誌上の国際論文のシェアは約74%であり,全世界の研究者が活用しています。エディターも国内外の研究者が就いています。
同誌は,論文の全編を出版するのに加え,メモや論評,それに調査を特集しています。とりわけ若い研究者に研究成果を提出することを奨励し,エディターは厳格,公平で迅速な審査を確実に行っています。論文の承認率は58%です。
Czech Economic Review, Charles University in Pragueより
論文誌「The Czech Economic Review」のWebサイト
http://auco.cuni.cz/page/index/editorial