IT担う人材が仲間入り
京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)の2009年度入学式が4月11日(土),京都情報大学院大学 京都駅前サテライトで挙行され,将来のIT業界のリーダー候補となる多くの学生が仲間入りしました。新入生代表からは「夢と高い志を持って粘り強い努力を続け,新しい情報化社会構築に向け挑戦していきたい」との力強い宣誓もありました。
入学式会場の大ホールは新入生や,保護者,関係者らで埋め尽くされました。はじめに長谷川靖子KCG学院長が式辞。KCGがかつて使用してきたコンピュータ一式を保管している「KCG資料館」がこのほど,社団法人 情報処理学会から全国で初めて「分散コンピュータ博物館」に認定されたことや,日本を代表するソフトウェア会社・CSKシステムズの社長に校友が就任したことを紹介したうえで,昨今の未曾有とも表現される不況について触れ「このような時代こそ卓越した能力に対するニーズが急増する。みなさんは,ITパイオニアとして日本の情報化社会を推進している約3万8千人の先輩(校友)の後に続いて活躍できるよう,学問技術の研鑽に励んでください」とはなむけと激励の言葉を贈りました。
これを受け,新入生代表の米山哲平さん(ゲーム学科)が「プログラマ,SEの不足が叫ばれる中,最先端のIT技術を学ぶ意義は大きい。名誉あるKCGの伝統を受け継ぎ,学校の発展に向け,一人ひとりが努力していくことを誓います」と宣誓しました。
この後,オリエンテーションや保護者懇談会などがあり,学生たちはKCGの一員として新たな一歩を踏み出しました。