京都情報大学院大学(KCGI),京都コンピュータ学院(KCG)と日本ユニシス株式会社が産学提携して設立した未来環境ラボが2017年6月2日(金),京都駅前サテライトで,学生たちに最先端の技術を伝えることを目的にした技術交流会を実施しました。
技術交流会の様子。テーマごとに分かれたブースに多くの学生が集まりました。
今回の技術交流会は「ナチュラルユーザインタフェース」,「VR(仮想現実)」,「ロボティクス」の3つの技術がテーマ。多数の学生が足を運び,実際に技術に触れて楽しみ,研究員の解説を聞いて理解を深めました。
ロボティクスブースの様子。センシングにより空間を把握し自動走行するロボットを紹介。
VRブースの様子。VRゴーグルを装着し,実際にVR空間を体験。高いところは「足を踏み外しそうで動けない」と学生は驚いていました。
ナチュラルユーザインタフェースブースの様子。写真は何もない空間に書いた文字を読みとり認識するシステム
研究員は「実際に触ってみることで理解が深まることは多いです。高度だと思えることでも簡単に実装できる時代になったので,今回の技術交流会が学生の新たなチャレンジにつながれば。そして斬新なアイデアをどんどん形にしていってもらいたいと思います」と話していました。
学生への説明
技術交流会に参加した学生は体験だけでなく,研究員の方々にプログラミング言語や様々なIT技術に関して質問をしており,「技術的な話が盛り上がって,とても楽しかったです。また開催されるときにも絶対に参加します」と目を輝かせていました。
デモを体験する学生
また,技術交流会の前には,KCGの「特別講義1」の授業内で1年生を対象にそれぞれの研究員が講演し,各テーマの概要について説明しました。
未来環境ラボでは今後も定期的に技術交流会を開くほか,さまざまなイベントを実施していく計画です。