「.kyoto」を管理運営する,京都情報大学院大学(KCGI)・サイバー京都研究所(CKL)が,情報セキュリティ製品の開発・販売を行うアイマトリックス株式会社(西日本オフィス:京都市)と,テキスト処理技術に強みを持つ株式会社データ変換研究所(本社:京都市)と共に行った産学連携事業の成果が,京都新聞に取り上げられました。この事業は,企業向けの新たな情報セキュリティ技術の開発を目指したもので,京都府および公益財団法人京都産業21の地域産業育成産学連携推進事業の助成を受けて進められました。CKLと二社は共同で,フィッシングサイトによる被害を水際で阻止するシステム「京都セキュリティ」を開発しました。これは,悪質サイトに誘導されそうになると接続をブロックする新技術で,専用ソフトのインストールが不要という利点もあります。最近のサイバー犯罪の多発を受けて,情報セキュリティへの関心が高まるなか,2017年9月9日の京都新聞に取り上げられ,CKLも関わった産学連携事業の成果を広く社会にアピールすることができました。
2017年9月9日京都新聞(13面)