たくさんの思い出を抱きITの最前線へ-。2009年度のKCGI学位授与式と京都コンピュータ学院(KCG)卒業式が3月20日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで挙行され,KCGグループでともに学んできた仲間たちが学びやから巣立っていきました。
KCGI修了生に「情報技術修士(専門職)」の学位記を,KCG卒業生には各校長から卒業証書を授与。引き続き,KCGI・KCGの最優秀賞,優秀賞,特別賞に選ばれた修了生・卒業生に表彰状と記念品が授与されました。
KCGI学長式辞では「情報通信技術により大変な速度で変化しているこの時代こそ,皆さんにとって大きなチャンス」と前置きし,「好奇心,学ぶ姿勢,そして倫理観を常に抱き,幅広い教養を持つ魅力ある人間に成長していってください」との言葉が贈られました。
KCG学院長式辞では,ITにまつわる最近のトピックスとして「米中サイバー戦争」を挙げ,「21世紀の主役である皆さんは,冷静に国内外を洞察し,日本の生きる道を発見しながら自分の生き方を見出してください」と強調。「本日卒業する仲間たちとの横のつながりを大切にすると同時に,先輩後輩の縦のつながりも大切に築いてください。人脈の豊かさは,皆さんの力を拡大させるでしょう」とはなむけの言葉が贈られました。
卒業生・修了生を代表してKCGIの董慧厳さんが「たくさんの仲間たちと勉強し,汗をかき,コミュニケーションの重要さを学びました。校友の一員としてネットワークを活用しながら日々粘り強い努力をし,高度情報化社会を支える技術者として貢献していきたい」と力強く「卒業の辞」を述べました。最後に出席者全員で「蛍の光」を斉唱しました。
式典後は京都東急ホテルに会場を移し,祝賀会を開催。卒業生・修了生たちは,これまで喜びや苦労をともにした教職員らを交えて,思い出話に花を咲かせるとともに,これからの飛躍を誓い合いました。