京都コンピュータ学院(KCG)と,株式会社 ドーガ(本社 大阪市浪速区日本橋西2-5-11,鎌田優代表),KYOTO CMEX実行委員会の主催による「CGアニカップ2015 日本 × 台湾」が2015年9月6日(日),京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで開かれました。全国から大勢のCG・アニメファンがKCGに集結。日本・台湾それぞれで選抜されたアニメ5作品ずつの出来栄えを競った結果,日本が3-2の僅差で優勝を果たしました。いずれも技術が高く,ユーモアに富んだハイレベルな作品ばかりで,訪れた人を楽しませました。
KCG情報処理科IT声優コースの学生たちが司会進行を担当しイベントの盛り上げにひと役買いました。対戦に先立ち,主催者を代表してKYOTO CMEX実行委員でKCGI(京都情報大学院大学)・KCGの長谷川亘統括理事長が「世界のいろいろな国に,それぞれの文化があり,作品も独自のカラーが現れます。このような交流の場が多く開かれれば,人類文化全体の発展につながるでしょう。アニメ文化・産業の発展に力を注いでいる台湾の台南市は,京都市との文化交流を深めています。今後もコンテンツ分野のみならず,さまざまな国際交流が広がることを期待しています」とあいさつ。日台両チームの代表が対戦に向け意欲を示しました。
CGアニカップは,CGアニメクリエイターが作品を持ち寄って国・地域別にチームを組み,その出来栄えを競う団体戦です。1チーム5人で構成,柔道や剣道の団体戦と同じ方法で,「先鋒」から「大将」まで順に作品を披露し,5人の審査員と,来場者の拍手の大きさにより勝敗を決め,3勝した方が勝利を得ます。今回はアニメサークル「グラフィックパーク」代表の秋吉亮氏とアニメーション作家の中西亮介氏,KCGの講師が審査員を務めました。日台とも実力が伯仲,最後の大将戦まで勝敗はもつれ,日本が見事,勝利を果たしました。
今回の出展作品は11月23日,台湾・台南市で開かれる「台湾アニカップ」に舞台を代えて対戦します。台湾は新しい作品にラインナップが変わりますし,台湾の方々が審査すると,結果は変わるかもしれません。
今回のCGアニカップは,「京都国際マンガ・アニメフェア2015」(9月19-20日,みやこめっせなどで開催,京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院共催)のプレイベントとして位置付けられています。
CGアニカップ
http://cganime.jp/EX/cup