建学の理念と設置の趣旨
京都情報大学院大学は,社会のニーズに応え,時代を担い,次代をリードする高度な実践能力と創造性を持った応用情報技術専門家を育成します。
「IT分野の高度専門職業人」を育成するために
近年の科学技術の進展や目覚ましい技術革新,社会経済の急激な変化(多様化,複雑化,高度化,グローバル化,IoT時代の到来など)を受け,社会的・国際的に通用するIT分野の高度専門職業人育成に対する期待が高まっています。
しかし,情報系・経営系といった二つ以上の専門領域にわたるIT分野の技術教育においては,IT系の高度専門職業人育成の課題に応えることのできた大学・大学院は皆無に等しい状況でした。
そうした現状を打破すべく,京都情報大学院大学は,2004年4月,日本最初にして唯一のIT専門職大学院として開学しました。
本学は,59年にわたり,産業界のニーズに応え情報処理技術者を育成してきた日本最初のコンピュータ教育機関である「京都コンピュータ学院」の伝統と実績を継承しています。 また,ロチェスター工科大学をはじめ海外の諸大学とのグローバルな教育ネットワークに基づき,世界最新のIT教育カリキュラムを導入し,さらに,経営・マネジメント教育を加味して,従来の研究大学院では育成が困難であったIT分野の高度専門職業人,とりわけCIO(最高情報統括責任者)などのIT応用分野のトップリーダーを育成します。
※京都情報大学院大学の英語名は「The Kyoto College of Graduate Studies for Informatics 」であり,これを略して"KCGI"と称します。