幻想的で繊細な音色が響いた野沢香苗さんによる二胡コンサート“奏でる音・映る景色”
KCGグループ(京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院,京都自動車専門学校など)は2015年5月21日(木),野沢香苗さんによる二胡コンサート“奏でる音・映る景色”を京都情報大学院大学 京都駅前サテライトコンサートホールで開催しました。日本を代表する二胡奏者の野沢さんは,古垣未来さん(ピアノ),渡辺具義さん(ギター),榊渚さん(ヴァイオリン),篠崎央彡さん(チェロ),寺嶋民哉さん(キーボード)の演奏とともに,昨年リリースしたアルバム「PLANET」の曲などを披露,幻想的で繊細な二胡の音色は,学生や訪れた大勢の一般の方々の心に深く響き渡りました。
二胡は中国民族楽器の代表のひとつで,日本ではこの十数年で急速に普及しました。野沢さんは2007年1月,日本人二胡奏者として初のメジャーデビューを果たし,国内外で演奏活動を続けています。2014年10月10日には京都コンピュータ学院で開催された創立50周年記念コンサート「MUΣA」で,二胡とヴォーカルを担当しました。
この日は,野沢さん作曲の「shizuku」や寺嶋さん作曲の「ゲド戦記~旅路」など6曲を演奏。途中,寺嶋さんによるミニ講義「映像と音楽について」があり,KCGの卒業生が作ったアニメに,寺嶋さんがさまざまな曲をつけて披露しました。曲によってアニメのイメージがガラリと変わることに,学生や一般の方々は興味をひかれている様子でした。野沢さんは「今回のように,学生のみなさんと映像と音楽のコラボレーションをする機会ができるとうれしいです」と呼び掛けてくださいました。
野沢香苗 二胡コンサート「奏でる音・映る景色」
http://www.kcg.ac.jp/event/concert20150521.html
寺嶋民哉さんによるミニ講義「映像と音楽について」では,KCGの卒業生が作ったアニメに,寺嶋さんがさまざまな曲をつけて披露しました
野沢さんは日本を代表する二胡奏者。KCGの学生に映像と音楽のコラボレーションを呼び掛けてくださいました