京都情報大学院大学(KCGI),京都コンピュータ学院(KCG)と京都日本語研修センター(KJLTC),京都自動車専門学校(KCGM)の2016年度入学式が4月9日(土),KCGI京都駅前サテライトで挙行され,未来のITや自動車業界を担う仲間たちがKCGグループに加わりました。式で新入生代表からは「今後ますます発展する情報化社会で活躍できる人材となるため,本学でさまざまなことを学び考え,先生や先輩方から専門知識や技術を教わりたい」と力強い宣誓がありました。
入学者数が前年を大きく上回ったこともあり,主会場の京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールは新入生や保護者,関係者らであふれ,教室やホワイエも会場として活用されました。また,国の期待を背負った留学生も数多く入学し,出身国は中国,韓国,台湾,インド,ネパール,ベトナム,インドネシア,モンゴル,マレーシア,スリランカ,ミャンマー,ラオス,ロシア,タジキスタン,カザフスタン,エルサルバドル,ドイツ,スウェーデン,スペイン,ガボン,マリ,コンゴ,グアテマラ,アメリカなど多岐にわたります。
式でははじめに,日本最初のコンピュータ教育機関として1963年に創立したKCGグループの今日までの歩みを紹介するビデオを見た後,長谷川亘 KCGグループ統括理事長が式辞。コンピュータの父といわれるアラン・カーティス・ケイ氏の言葉『未来を予測する最善の方法は,それを発明することだ』を紹介し,「未来を創りだすためには,既成の常識にとらわれないフロンティア精神,チャレンジ精神が必須です。そしてそれらは,本学KCGグループの私たちの精神でもあります。皆さんが本学で学ぶ技術は,いずれも社会で必要とされており,将来の職業に直結します。ぜひ自分自身の目標をしっかりと持って,日々積極的に勉学に励んでください」と激励しました。
続いて,茨木俊秀KCGI学長は,ICT(情報通信技術)や人工知能の着実で早い進歩について触れたうえで「皆さんを迎える社会は大きく変化していますから,その中でどのような進路を選び,どのような仕事をするのか,皆さんそれぞれが考え,解を見つけなければなりません。本学在学中に,できるだけ広い分野の知識を獲得すること,それに加え『学び方』を身につけてください」とのメッセージを送りました。
これを受け,新入生代表の片岡柾人さん(情報科学科,滋賀県立瀬田工業高等学校出身)が,「近年,情報技術の発展は著しく,私たちの生活に必要不可欠なものとなっています。近い将来,AI・人工知能の進展によって,産業や社会は大きく変化すると予想され,より豊かな社会の実現が期待されています。そのような中,情報技術を不正に使用した事件が増えつつあることは残念なことです。情報化が進む現代,安全で安心な社会を支える情報処理技術者には,高度な技術と知識とともに高い倫理観を備えることが求められます。KCGグループの学生としての誇りを持ち,その名に恥じぬよう勉学に勤しみ,学生生活が有意義なものになるよう努めていくことをここに誓います」と力強く宣誓しました。
この後,オリエンテーションや保護者懇談会などがあり,学生たちはKCGファミリーの一員として新たな一歩を踏み出しました。
皆さん,ご入学おめでとうございます。充実した学生生活が送られるよう,応援しています。