京都情報大学院大学(KCGI)の2年生2人が5月18日に実施されたSAP認定試験(財務会計システム)に見事合格しました。ドイツのSAP社はビジネス向けソフトウェアの世界的な企業で,SAP認定試験は難関として知られています。
今回合格したのは趙鳴さんと王進さん。SAP教育に焦点を当てた上田治文教授のゼミに昨年10月に参加して学びました。上田教授の指導と集中的な勉強のかいあって,見事に難関を突破しました。
「SAP試験は英語から日本語に訳したもので,留学生にとって難しい言葉が多かったです」(趙鳴さん)とのこと。中国人である2人にとっては言語の壁を乗り越えての快挙でした。資格を活かせる就職へと可能性が大きく膨らみました。
2人を指導した上田教授は,「昨年末からのSAP教育強化策の効果が出ており,今年1年で15人以上の合格を目指しています」と話しています。これからも朗報が期待できそうですね。
趙鳴さん
王進さん