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研究の最前線に肉迫――NAIS特別講演会開かれる

11月11日(金),京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで,NAIS特別講演会および京都情報大学院大学創立記念講演会「ヒューマンセントリック・コンピューティングの研究最前線」が開催されました。株式会社富士通研究所 ヒューマンセントリックコンピューティング研究所 ヒューマンソリューション研究部部長の柳沼 義典さんを講師に招き,人間を中心にしたコンピュータ研究の最前線を垣間見る,興味深い内容に,観客はしきりとうなずいていました。

講師の柳沼さんは,富士通研究所に入社後,ニューラルネットワーク,センサーデータフュージョン,並列計算機アプリケーション,そしてデータマイニングアルゴリズムとシステム応用の研究開発に従事されました。1999年から2000年まで,英国Imperial College訪問研究員を務められた後,2009年よりヒューマンセントリックコンピューティングの技術開発,およびヒューマンソリューションの開発に従事されています。

講演会を主催したNAISは 国際的な情報系の学会であるAIS(Association for Information Systems) の日本支部です。2004年8月に発足以来,オフィスを京都情報大学院大学(KCGI)の施設内に設置し,学界,産業界を問わず広く会員を募り,IS分野の学会として社会的な使命を果たすべく活動を続けています。

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