KCGIは2013年4月,オフショア開発(※1),BPO(※2),日系企業へのITサービスなどの専門家育成を目指した「国際ITビジネスコース」を開設します。いま世界では多くのIT関連企業がソフトウェアの開発を海外に発注しています。修了生はこうした企業に就職し,国境を越えた開発の専門家として活躍することが期待されます。このような内容を学び,研究するコースは,日本の高等教育機関では設置例がありません。
新コースの特徴として以下のものが挙げられます。
- 英語または中国語を基礎から学べる
国際派エンジニアになるために欠かせない外国語(中国語,英語)をじっくり勉強できます。基礎から勉強しますから,外国語が苦手な人でも大丈夫。 - ITの外国語を学べる
基礎的な語学はもちろん,ITの専門家として国際的に活躍するための言葉を学びます。 - 世界のビジネスを学べる
ITの専門家としてオフショア開発の経験を持つ講師陣が,世界でビジネスの一線に立つための知識を伝授します。 - 中国で技術指導実習
KCGIの提携校で派遣講師としてITを教えるチャンスがあります。貴重な異文化体験として,就職の大きな武器になります。 - ITとビジネスが両方学べる
KCGIは大学でITを専攻した学生はもちろん,文系専攻の学生にも門戸を開いています。ITと経営をバランスよく学び,ビジネスの観点から開発やシステムに携わる専門家を養成します。
※1 ソフトウェアの開発を海外に発注すること。現在では世界的に一般化しており,ITの世界では言葉や文化の壁を超え,各国のエンジニアが目標を共有して開発が進められています
※2 業務プロセスの企画・分析・設計(コンサルティング),IT技術の導入,人材や設備の準備(人材派遣など),プロセスの運用までをトータルで委託することです。