ANIAいしかわ大会で挨拶をする長谷川亘会長
長谷川亘京都情報大学院大学(KCGI)・京都コンピュータ学院(KCG)統括理事長が会長を務める,全国地域情報産業団体連合会(ANIA)の第37回大会が9月10日,石川県金沢市で開催されました。ANIAは,地域の情報産業の振興を図ることを目的にした連合会組織で,各都道府県の情報産業団体と2000を超える会員企業などから構成されています。
長谷川会長は冒頭で挨拶に立ち,日本の情報業界の現況について,「日進月歩,日進分歩,あるいは,分進秒歩と言われるくらい進化発展が早いIT業界」では,「新技術の開発,それを活用した新市場の開拓,そして,企業改革に取り組むことが急務である」と話しました。そして,「マイナンバー制度の導入や東京オリンピックの開催を控えて,システム開発・情報セキュリティの分野では多くの開発案件が発生していて,IT人材の不足は顕著に表れている」として,「情報処理産業とICT業界の持続的発展を図るためにも,今こそ英知を結集して,人材育成に注力すべきである」と結びました。
その後,大会では,Twitterのビジネスへの応用を考える講演会や,情報産業における人材確保の問題と学生の就職状況をめぐる討論会が開かれました。大会後の懇親会では,長谷川会長が,学校経営者という自分の立場からも,IT業界の人材育成に尽くしたいと述べ,今後のANIAのさらなる発展を願って乾杯の音頭を取りました。
一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会 - ANIA
http://www.ania.jp/
懇親会で乾杯の音頭をとる長谷川亘会長