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植田 浩司

Koji Ueda

経歴

  • 関西大学工学士,同大学院工学研究科修士課程修了(機械工学専攻),工学修士,(米国)ロチェスター工科大学大学院修士課程修了(コンピュータサイエンス専攻),Master of Science
  • 元松下電工株式会社勤務,JICA専門家(対モザンビーク共和国)
 

メッセージ

私の専門分野はプログラミング,マルチメディア,ICT(IT)に関するカリキュラム開発,発展途上国への技術移転です。

私は京都コンピュータ学院において,プログラミングを中心として初心者向けから応用までさまざまな授業を行ってきました。また,独立行政法人 国際協力機構(JICA)より委託され,アフリカを中心とした国々からの研修員に対して,IT分野の教育を10年以上担当してきました。さらに,2004年より,JICA専門家としてモザンビーク共和国に派遣され,ICT専門教育機関設立に携わり,教育カリキュラムの開発や現地での実地調査などの活動を続けています。

ICT人材の育成は技術そのものの重要性とともに世界共通の認識です。それは発展途上国であっても例外ではありません。特にそのような国では技術者・教育者の不足は深刻な問題です。発展途上国でもeラーニングへの関心は高いものがあります。今後,eラーニングによって,より簡単に,効果的に,世界中どこにいても希望する教育が受けられる世の中になるでしょう。そのような未来を築くべく,我々にはグローバルなコラボレーションが求められています。ICT応用分野である「ウェブビジネス技術」を身につけた人材はどのような国・産業界においても高いデマンドがあり,優秀な人材はともすれば一国の未来を背負うことになるでしょう。そのような誰からも求められる人材となるべく,高い志を抱いたみなさんと,技術の進展と国の発展に寄与できるよう,共に学んでいきたいと考えております。

担当科目

  • リッチメディアコンテンツ開発
  • ディジタル・アニメーション制作
  • ICT実践コミュニケーション

専門分野

  • ICTカリキュラム開発:ICTを学ぶためのカリキュラム,科目,科目体系などを考案
  • ICT技術移転:発展途上国などへICTを現地の人々へ教える
  • マルチメディア:さまざまなメディア(テキスト,画像,動画,など)を扱うこと。またそのためのソフトウェア
  • ソフトウェア開発
  • 遺伝アルゴリズム:自然界における自然淘汰からヒントを得たコンピュータプログラムのアルゴリズム

業績

  • 2004年9月 JICAより専門家としてモザンビーク共和国へ派遣される。任務は同国のICT教育を推進するモザンビークICT学院の設立準備およびカリキュラム開発。
  • 「Computer Network and Web Development Course Program; Programming, Graphics and Multimedia Course Program」/業務完了報告,任国配属機関:Mozambique Information and Communication Technology Instutute,専門分野:ICT/独立行政法人 国際協力機構 JICA, 2004
  • アキューム | 京都コンピュータ学院校友会機関誌