東迎さん
富士通(株)
2020年9月修了
京都コンピュータ学院 ゲーム学科卒
ゲームで遊ぶのが好きで,自分でも作ってみたいと考え,設備が充実し,教育の専門レベルが抜きん出ていると感じた京都コンピュータ学院(KCG)に入学。ゲーム開発や企画のほか,日本の歴史や英語も懸命に勉強しました。先生方が丁寧にサポートしてくださったのが心に残っています。在学中にグループ校・KCGIでERPやコンテンツビジネスが学べると知り,知識と技術をさらに上積みしようと思いました。
KCGIではITに関するあらゆるジャンルを学ぶ機会がありました。提携校の中国・北京郵電大学世紀学院や無錫職業技術学院に出向き,実習助手としてゲームの授業を担当したことが心に残っています。自分としても勉強になりましたし,とても大きな経験になりました。
修了後は富士通(株)のJR川崎タワー(神奈川県)内事業所に配属され,本格的な仕事を開始する準備をしています。KCGIでERPを学び,在学中にSAP・FI(財務会計)の資格を取りましたが,入社後にSD(販売管理),MM(購買管理)にも合格できました。さらにCO(管理会計)とPP(生産管理)取得に向け猛勉強中です。今後はKCGIで得た知識を存分に活用しながら,日本の企業が抱える課題を解決し,グローバル展開のサポートをしていきたいと思っています。IT業界に身を置き,新しい技術がどんどん出てくるのを目の当たりにしています。実に刺激的ですね。そんな中であらためて思うのは基礎知識の大切さです。KCGグループの後輩のみなさんがITの優秀な人材として羽ばたいてくださることを願っています。
尾﨑さん
ヤフー(株)
2013年3月修了
大阪電気通信大学 総合情報学部卒
大学では総合情報学部でコンピュータを学んでいました。その知識を活かして,大学院では研究するよりも実践的なウェブプログラミングを学んだ方が就職にも有利だと考え,IT専門職大学院であるKCGIに進学しました。実践的で自由な雰囲気にひかれたのも進学先を決めた理由のひとつです。
ウェブ系の技術に興味があったので,ウェブプログラミングの実習やグループワークが非常に楽しかったです。最新のトレンドも身につけられましたしね。実践的な学習は,就職活動でも有利に働きました。マスタープロジェクトでは,近年注目されているソーシャルメディアの解析に取り組みました。技術的にも最先端のことが勉強できたので,自分の将来にも大きなプラスになると思います。
ヤフー入社時の研修では総合大学や学術出身の同期に比べ一歩先をリードできているという実感があり,サービス開発にすぐ着手でき,なじみも早かったですね。現在はEC(エレクトロニック・コマース)サイトの開発に携わっています。KCGIは,学会活動や企業との共同プロジェクトなど,自分の裁量で様々なことに挑戦できるのが良いところだと思います。講義中のディスカッションで生まれたアイデアが実際のビジネスにつながるなど,他の大学院では考えられないような経験ができるはずです。後輩の皆さんも,ぜひそういったチャンスを活かして,学生生活を充実したものにしてください。
山中さん
播州信用金庫
2017年9月修了
神戸学院大学 経済学部卒
大学卒業後就職した金融機関で,システム部に配属されました。以前よりITに興味があったのでやりがいはありましたが,仕事をするうえで知識や経験のなさを痛感していました。そんな折,高度なIT知識とマネジメント能力のある人材を育てるため,社員を大学院で学ばせるプランが持ち上がり,私に白羽の矢が立ちました。信金の要求にマッチするカリキュラムがあることと,実務経験豊富な教員がそろっている,実績があるという点でKCGIに決めました。信金の長期研修という位置付けです。
信金の長期研修は初めての試みでしたので,大きな責任を感じながらの入学でした。まずは勤務先から託されたミッションのひとつである高度なITスキルの修得に向けて懸命でした。実務経験のある教員の講義は特に面白かったですね。IT,マネジメントのみならず,グループワークや,知的財産権といった法律関連の講義も豊富にあり,実践形式で学べました。2年間,ほぼ休むことなく通学し,77単位を取得,修了時には最優秀賞に選んでいただきました。
信金復帰後は,業務効率化を目的としたシステムの開発,タブレット端末を利用した新しいマーケティングの促進,フィンテック導入による新しいビジネスモデルを提案できる人材の育成などに携わっています。システム開発現場の一技術者としてだけではなく,ITを駆使できる技術者の立場から組織の経営に目を向けて業務に携わっていくことを目標にしています。
雑賀さん
東京海上日動システムズ(株)ITインフラサービス本部 エンジニア
2021年3月修了 東京サテライト
獨協大学 法学部卒
大学では国際関係法を専攻し,独占禁止法に関するゼミに所属していました。その活動の中で判例や類似事例をネット検索しようとしても,知りたい情報になかなかアクセスできないということがあり,それをきっかけに司法とAIの関係や情報技術そのものに興味を持つようになりました。また自分の将来の進路を考える上で,英語力や法律知識にIT分野のスキルを加えれば選択肢がより広がると考え大学院への進学を決意。文系・理系を問わず多様な学生を受け入れているKCGIで学ぶことにしました。
専門分野は「ビジネスデータアナリティクス(現:データサイエンス)」にしました。想像以上に実践的なカリキュラムと教育環境があり,合わせてウェブサイト構築などアウトプットの機会が多いため,ITや経営などは初学者だった私も着実にステップアップできたと思います。専門性が深まるにつれ,より主体的,能動的に学ぶ姿勢が求められ,一緒に学ぶ同級生や留学生らから刺激を受け学習意欲はいやがうえにも高まりました。eラーニングが充実しているので東京サテライトでも何不自由なく勉学に励むことができました。
勤務する会社は損保をはじめとする保険会社大手のグループに属し,グループ全体で今後積極的にIT化を進めていくという方針を掲げていた点が魅力で入社しました。KCGIでプログラミングの考え方などITの基礎から応用までを学んでいたので,入社後の研修でもスムーズに取り組めましたね。私の会社は一般顧客向けの保険運用に関するシステム,グループ内の損保,生保会社の従業員の働き方を管理するシステムの構築・管理などが主な業務です。小さい案件ではありますが主担当を任され,スケジュール管理や関係者とのコミュニケーション管理などエンジニア職にありながら,ビジネス関連の仕事にも励んでいます。今後はシステム開発でも会社の役に立ちたいですね。KCGIで学んだことを何度も振り返っています。
水谷さん
富士通(株) JAPANビジネスグループ 行政ソリューション事業本部 社会保障サービス事業部 第一ソリューション部
2013年3月修了
京都コンピュータ学院卒
コンピュータに興味があり,ゲームをするのが好きだったので,ゲームやシステムの開発を将来の仕事にしようと京都コンピュータ学院(KCG)に進学,コンピュータの知識や技術を懸命に学び,KCGIに進学しました。KCGに入学した時点で既に,KCGIへの進学を決めていました。ITの専門職大学院というものに興味があり,そこで勉強したいと思ったからです。
提携校の中国・福建師範大学に実習助手として4カ月間派遣され,言語はもちろん,文化や考え方の違いが大きく大変でしたが,人間として大きく成長することができました。いま仕事をしている部署で,プレゼンテーションが上手いと褒めていただくことがあります。これはまさしくKCG,KCGIで学び,経験した成果だと実感しています。
富士通株式会社の幕張システムラボラトリに籍を置き,全国の市町村向け介護保険システムの開発,サービス提供に取り組んでいます。開発チームは協力会社を含めて100人以上いるのですが,入社9年目でプロジェクトリーダーを拝命され,ますます仕事にやりがいと責任を感じている毎日です。厚生労働省が策定する介護保険制度の流れを十分にくみ取りながら,システムの質向上に常にチャレンジし,自治体関係者,介護保険制度利用者に喜んでいただけるよう努めていきます。2021年にはプロジェクトマネジメントの国際資格「PMP」を取得でき,これからもより上位のマネジメントにかかわっていきたいと思います。
ヒーンケンダさん
グラビス・アーキテクツ(株)
2019年3月修了
スリランカ・Sri Lanka Institute of Information Technology 情報技術学科卒
スリランカの大学でネットワークについて勉強した後,7年ほど働いていましたが,自分の知識と経験をさらに広めたいと考え,海外の大学院での修士号取得を決意しました。オーストラリアと日本の大学を主に探したところ,KCGIのサイトを見つけ,ERPのカリキュラムが用意されていることを知りました。働いていた時にERPは将来性がある資格だと思っていましたが,KCGIではERPについて英語の授業で学べて,資格取得にもチャレンジできることを知り,KCGIへの進学を決めました。
ERPに関心があるので,国際会計学などの関連科目はもちろん面白いですが,データベース概論などのIT関連の科目も興味深く受講しました。実務経験の豊富な先生方が多く,丁寧に教えてくれます。2年間の学習の集大成であるマスタープロジェクトでは,授業で学んだERPの知識を活かして,京都市バスの運行と管理を効率化するシステムを設計して発表しました。ERPを実践的に応用するための難しさやポイントを学ぶことができました。KCGIは英語を話す先生が多く,日本語ができなくても学位が取得できるところが留学生にとって魅力的です。
KCGIに入学する留学生は,日本語や日本の習慣・文化について勉強してくると良いと思います。その方が日本での生活を楽しめて,学習効率も上がります。特に日本語は大事です。私が来た時は,日本語を全然話せなかったので苦労しました。今はかなり話せるようになりましたが,東京のIT関連の会社に就職が決まったので,もっと勉強して,会社の日本人とのコミュニケーションをうまくとれるようになるつもりです。特に修了後に日本で働きたい希望があるなら,言葉と文化を少しでも学んでから来ることをすすめます。
クンワルさん
楽天グループ(株)
2021年9月修了
ネパール・College of Information Technology & Engineering 卒
ネパールの大学でITを学び就職しました。でもグローバルなITビジネスの世界で活躍したいという思いが強くあり,さらに知識を増やし技術を高めたいと思っていました。そんなとき,テクノロジーに優れた日本に,自分が学びたかったウェブシステム開発について高いレベルの教育が受けられるKCGIがあると知り,しかも英語の講義が充実している点にひかれ留学・進学を決めました。KCGグループは長い歴史があり,信頼できる教育機関だと感じていました。
モバイルアプリを開発できる技術を身につけたいと思い,プログラミングを頑張りました。言語のうち,AIやデータサイエンスに活用されることが多いPythonについて深く学べたのが大きかったです。就職する際にも役立ちました。KCGIはウェブシステム開発の分野以外にも興味深い講義が多かったです。最新の技術について,先生方が丁寧に説明してくださいました。日本での生活は,特に言葉の面で苦労しましたが,周囲の人たちがみな優しく,私の学びを後押ししてくれました。
楽天グループは英語を社内公用語とし,様々な国の人が働いているグローバル企業です。モバイルアプリの開発ではトップレベルで,このような会社に就職できてとても喜んでいます。KCGIキャリアセンターの先生方がバックアップしてくれたおかげです。このような職場環境の中でこれから学ぶことはたくさんあり,同時にマネジメントについても経験を積みたいです。将来的には母国での起業が夢としてありますが,今は何より自分自身が着実にスキルアップしていきたいと思っています。
呉さん
日本アイ・ビー・エム・サービス(株)
2016年9月修了
中国・江西師範大学卒
大学で学んだ日本語を活かした仕事に就くつもりだったのですが,なかなか良い就職先が見つかりませんでした。さらに勉強すれば自分の将来が描けるのではないかと思い,日本への留学を決意して様々な文系の大学・大学院を探している中,大学時代の先輩が学んでいるKCGIのことを知りました。日本語に加え,どんどん進化を続けるITの知識が得られれば,自分の人生にきっと役立つと考え進学を決めました。
入学時点では,ITの知識がさほどなかったので,何を学んでよいのか迷っていたところ,アドバイザの先生がERPの勉強を勧めてくれました。懸命に勉強したかいがあって在学中,SAP認定コンサルタント(財務会計)の試験に合格することができました。ERP以外でも,データベースやウェブプログラミングの講義を受けました。ITに関する様々なジャンルの基礎的な能力を身につければ,将来きっと役に立つと思ったからです。
KCGIで学んだことを日本の企業で活かしたいと考え,先生の紹介で,今の会社に2017年4月に入社しました。入社直後の東京における4カ月間にわたる研修の後,OJT期間として2年間配属されるGBS関西コンピテンシー開発に所属し,ITスペシャリストとして主に京都で,IBMの半導体製造ライン工程管理のシステム「SiView」に関連する仕事を担当しています。顧客の企業様とのやり取りも今後増えてきますので,IT,それに日本語の能力をもっと向上させていかなければなりませんね。これらIBMのシステムは将来,中国の企業にも広がっていくと思います。その際に私が橋渡し役を務められれば最高です。
イルワンさん
(株)ワサビ
2016年9月修了
インドネシア・MIKROSKIL大学卒
インドネシアの大学でITを学んだ後,地元企業で働いていましたが,技術が進んでいる日本でセキュリティシステムについて学びたいという夢があり,留学を決意しました。自分の希望に合う大学院を探したところ,KCGIを見つけました。KCGIは日本で最初にできたITの専門職大学院で,コンピュータ教育の分野で長い歴史と伝統を持つ学校なので,修了後に日本での就職を希望していた私にとって最適だと考えて選びました。ITだけでなくビジネスも勉強できる点も魅力的でした。
現在はシステム開発エンジニアとして働いています。希望する職種だったので仕事は楽しく,KCGIの授業で学んだ知識が大いに役立っていますが,ITの分野では新しい技術が次々に出てくるので,今も勉強の毎日です。現在の仕事で経験を積んで会社を引っ張る中心的な存在になり,将来は日本でITの会社を立ち上げたいです。
KCGIではITとビジネスを学べるのはもちろん,留学生が世界中から集まってきているので,様々な価値観や文化に触れてコミュニケーション能力を磨き,グローバルな視野を養うことができます。勉強や生活のことで悩みが出てきても,先生とスタッフが親身になって助けてくれるので,安心してKCGIに進学してください。
朱さん
(株)PLT リーダー
2013年9月修了
上海市立達職業技術学院ビジネス日本語学科 卒
KCGI修了後はIT系の企業に就職しようと活動しましたがうまくいかず,兵庫県の社会福祉法人に入りました。身につけたITの知識や技術を活かす機会はほとんどありませんでした。そんな折,KCGIの同級生で親友の張 鵬さんから,会社を作ったので手伝ってくれないかと声を掛けてもらい入社しました。みっちり研修を受けて勘を取り戻してから,念願のIT企業で働く機会を得られました。2019年に張さんが新たに設立した会社に自分も移り,現在は保険関連の企業に出向いて,コンサルティングやシステム開発などの仕事をしています。毎日が挑戦,社会福祉法人勤務時代の仕事では無かったことです。顧客からの要望は多岐にわたり大変ですが,実現するために懸命に頑張っています。
中国・上海の大学で日本語とビジネスを学びました。日本語能力試験N1を取得できました。その後,日本語とビジネスの知識を上積みするとともに,ハイレベルな技術が加われば自分のスキルに磨きがかかると思い,KCGIへの入学を決意しました。でもITの勉強は難しくくじけそうになったこともありました。友人と泊まり込みでレポートを仕上げたのは良い思い出です。リーダーシップセオリーの講義は,日本人学生と仲良くなるきっかけとなりました。
これからもっともっと技術を高め,顧客からも,会社の同僚からも信頼される人材になりたいです。仕事はやりがいがあり,会社の雰囲気がとても良いので,楽しく充実した日々を過ごしています。
同級生でいっしょに働く張さんと朱さん
張さんのインタビューは「KCGIから羽ばたいた起業家の声」をご覧ください。
後藤さん
富士通(株)
2010年3月修了
金沢工業大学 情報フロンティア学部卒
大学で情報技術を学び,IT関連企業に就職しようと活動中,他の学生と比べて自分の視野の狭さを痛感しました。とりわけ就職試験でのディスカッションでは,力を発揮することができませんでした。就職するにはさらにスキルを高めなければならないと思い,またプロジェクト管理やチームワーク活動を勉強したかったので,KCGIへの進学を決めました。
知識や技術面で自分を磨けたと思っていますが,何より多くの先生方と話す機会を持てたことが大きかったです。実際に企業で活躍されていた方が多く,聞かせていただいたいろいろな話は,学ぶことが多かったです。講義の中では「プロジェクトマネジメント」が今の仕事でとても活かされていると思います。最近は「飲みニケーション」という言葉は使われないかもしれませんが,飲み会の席で聞いた先生方のお話がとりわけ印象に残っています。
富士通のヘルスケアソリューション事業本部の,小規模医療機関向けの電子カルテシステム開発担当から,大規模病院など顧客のクラウド電子カルテを運用・保守する部署に移りました。今後は「サポートする」という考え方ではなく「サービスを提供する」という姿勢で,これからますますニーズが増えてくる医療部門の発展に少しでも役立ちたいと考えています。2013年には医療情報技師の資格を取得し,仕事に活かしています。
堀川さん
(株)メディア・マジック 取締役 コンテンツ開発本部長
2014年3月修了(札幌サテライト)
札幌稲雲高等学校 普通科卒
北海道・札幌でITと経営の両方を学べる教育機関は他にはありません。KCGIの札幌サテライトが2012年4月に開設されると聞き,これはチャンスだと思い入学を決めました。私は高校を卒業してからゲームメーカーの養成所で学び,以後ずっとIT業界で働いてきましたが, 見よう見まねではなくしっかりとしたITの知識を身につけたいと考えました。
札幌サテライトでは設備が整っていたため京都本校との距離感は感じませんでした。講義のメニューが豊富なことにも驚きました。勉強は仕事をしながらでしたが,夜や土曜の通学,それにeラーニングコンテンツの活用で時間が有効に使え,勉強がスムーズにできました。学んでみてやはり,実務をするにしても学問的な下地が大切なのだな,と感じています。
講義で教えていただいたことが即,実践につながった例も多々あります。灯台下暗しといいますか,業界にいるのに最新のテクノロジーを知らないというケースもあり,講義で学んだGoogleのクラウドサービスや,プログラムのフローチャートを作る際のツールなど,いま業務で大変役に立っています。今後も仕事をしながら,プロジェクトマネジメントにおける品質管理などの面で学び続けていきたいです。KCGIは学びやすい環境ですし,他の学校にはないカリキュラムですので,社会人の方々,チャレンジしてみてはどうでしょうか。
呉さん
(株)富士通総研
2013年9月修了
中国・福建師範大学卒
福建師範大学で日本語を学んだ後,提携しているKCGIに進学しました。マーケティングの分野に興味があったので,留学してKCGIで学ぶことを以前より自分の中で思い描いていました。ITや経営学などをしっかり勉強して知識を得ることはもちろん,たくさんの日本人の友達をつくりたいとも考えていました。文化の違いなど少し不安があったのは事実ですが,学んだ日本語を思い切り活かし,試すことができるので,KCGIへの入学を非常に楽しみにしていました。
KCGIでは,実務経験が豊富な先生方から多くを学ぶことができました。インターネットおよびTVショッピングの購買動向に関する資料収集やデータ分析の研究に没頭し,2012年9月には米国で開催された学会での発表も経験させていただきました。
研究を続けているうちに将来はコンサルティングの仕事に就きたいと思うようになり,富士通総研に挑戦しました。先生方のアドバイスもあって就職することができ,KCGIで学んだことを礎に,より一層学び,成長していきたいと思っています。
東さん
日本クリニック(株)
2020年3月修了
京都コンピュータ学院 情報科学科卒
プログラミングを学ぶためKCGに入学し,2回生のときのプロジェクト演習で,クリエイター向けの支援ツール制作を行いました。そのとき,力不足で納得する出来栄えにならなかったので,これを作り続けてもっといいものにしたいと思い,必要なスキルを修得するためKCGIに進学しました。
専門のウェブシステム開発を中心に学びました。KCGとKCGIの双方で,何度も学会発表のチャンスに恵まれ,良い経験をさせていただきました。KCG時代はプレゼンや発表が特に苦手で,人前で話すことすらおぼつかなかったのですが,KCGIはプレゼンやディスカッション,ロジカルシンキングやグループワークが常に求められる環境で,発表を積み重ねることで物おじしない性格や行動力がつき,成長を実感しています。マスタープロジェクトではKCG以来の自作システムが「遠隔地のイラストレーターの合作を支援するリアルタイム共同制作システム」に結実しました。
最初に就職したブライダル企業では,システム関連担当兼ウェブデザイナー兼ディレクターとして,コロナ禍で苦境に立たされた式場スタッフのスキルを活かすため,パウンドケーキやドライフラワーなどを販売するECサイトを二つ制作・管理しました。自分の仕事で会社の売り上げが変わる責任とやりがいを感じました。現職ではより規模の大きな会社を支えるエンジニアとして,システムのメンテナンスと保守を,偶然にもKCGの先輩である上司とチームで行う奇遇に恵まれました。幅広く学んだことすべてが仕事の上で活きてくるKCG・KCGIは,「社会に出たら即戦力として活躍したい」と思う人にピッタリの学校だと実感しています。