経歴
- 北海道大学工学士,(米国)ペンシルバニア州立大学大学院修士課程修了,Master of Arts,北海道大学文学研究科博士課程修了,博士(文学)
- 元NHK報道カメラマン
担当科目
- 映像構成論
専門分野
- 映像制作
- 映画研究
業績
著書
- 『アメリカSF映画の系譜 - 宇宙開拓の神話とエイリアン来襲の神話』,リム出版新社,2005
- 『カーチェイス映画の文化論』,リム出版新社,2006
- 『ニュース映像とは何だろうか - テレビ報道撮影の舞台裏』,オン・ブック社,2007
- 『カーチェイス表象の探究 - ハリウッド最大のスペクタクルの映画史』,溪水社,2018
- 『銀幕の松田聖子-伊豆の踊子・ハワイ・東京ディズニーランド・教会結婚式から見えてくる1980年代』,溪水社,2021
学術論文
- “The Conquest of Inner Space: 2001: A Space Odyssey and the Counterculture”, Film and History 2003 CD-ROM Annual所収, 2005
- 「チェイスとモダニティ - ロイドの『要心無用』(1923)における時間と運動の表象」,『アメリカ研究』(日本アメリカ学会),第43号,pp.213-228,2009
- 「機械と運動 - キートンの自動車ギャグについての考察」,『映像学』(日本映像学会),第82号,pp.24-39,2009
- 「ギャングとカウボーイ - 『ハイ・シェラ』と1930年代ギャング映画サイクルの終焉」,『映画研究』(日本映画学会),第4号,pp.42-57,2009
- 「ロイド的運動としての乗り継ぎチェイス - セネット喜劇と『猛進ロイド』(1924)の比較分析から」,『映像学』,第85号,pp.39-55,2010
- 「赤狩りとジョン・ヒューストンの作家的転換 - フィルム・ノワール『キー・ラーゴ』(1948)論」,『層-映像と表現』,第4号,pp.186-205,2011
- 「悪女と機械 -フリッツ・ラング『メトロポリス』におけるファム・ファタール表象について」,『層-映像と表現』,第6号,pp.55-71,2013(JSPS科研費23520143の助成による)
- 「『飾窓の女』におけるフロイトの夢思想の表象について」,『層-映像と表現』,第7号,pp.58-75,2014(JSPS科研費23520143の助成による)
- 「増村保造と巫女としての女優‐映画『刺青(いれずみ)』における谷崎潤一郎『刺青』のテーマの再構成について」,『層-映像と表現』,第10号,pp.170-182,2018
- 「臨場感の誕生-『ブリット』のカーチェイスの表象メカニズム」,『Accumu』,第25号,pp.82-93,2018
- 「『虹いくたび』と『古都』の京都像と原爆の関係性の考察-京都被爆の想像力を回避する川端康成の視点」,『比較文化研究』(日本比較文化学会),第136号,pp.35-46,2019
- 「松田聖子の登竜門-『伊豆の踊子』映画化の系譜(1933-1974)と映画『野菊の墓』(1981)」,『比較文化研究』(日本比較文化学会),第137号,pp.103-113,2019
- 「戦後のハワイ映画と『プルメリアの伝説』(1983年)における日系女性像の比較」,『比較文化研究』(日本比較文化学会),第141号,pp.67-77, 2020
- 「教会結婚式と一九八〇年代日本映画-『カリブ・愛のシンフォニー』(1985年)を代表例として」,『JunCture 超域的日本文化研究』(名古屋大学大学院人文学研究科付属超域文化社会センター),第12号,pp.138-147,2021
- 「銀幕のクリスマス革命-山下達郎『クリスマス・イブ』(1983年)と映画『君は僕をスキになる』(1989年)」『比較文化研究』(日本比較文化学会),第148号,pp.181-192, 2022
学会発表
- 「機械と運動 - キートンの自動車ギャグについての考察」(口頭発表),日本映像学会 第34回全国大会,京都精華大学,2008年6月
- 「ドキュメンタリー批評としての『激怒』 - フリッツ・ラングと30年代アメリカ」(口頭発表),日本映像学会 第37回全国大会,北海道大学,2011年5月