大学院生初!「SAP認定ソリューションコンサルタントFinancials」試験に合格
京都情報大学院大学2回生の学生が,ドイツSAP社の「SAP認定ソリューションコンサルタントFinancials」試験に合格しました。この試験は,ベンダーによる専門教育を受けないと合格しないと言われていますが,本学の実務経験豊富な企業出身教員と,経済とITに強い若手教員が二人三脚でこの教育を行った結果,今回,大学院生としては初めての合格という快挙となりました。
SAPは世界で最も導入事例の多いERP(企業統合資源管理)パッケージ・ソフトウェアです。しかし,そのシステムの複雑さのためもあり,日本では使いこなせる技術者が少ないのが現状です。また,技術者にはERPパッケージの知識だけでなく,業務知識,ERPパッケージと業務間の調整を行うコンサルティング能力も要求されるため,その教育が難しいと言われています。