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2012年度学位授与式・卒業式「本学との絆を大切に」

2012年度京都情報大学院大学(KCGI)の学位授与式と京都コンピュータ学院(KCG)の卒業式を2013年3月20日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールにおいて挙行しました。この日,記念すべき創立50周年の節目にあたる卒業生が,本学を巣立っていきました。

開式の辞の後,KCGIの修了生代表に「情報技術修士(専門職)」の学位記が,KCGの卒業生代表に卒業証書が授与されました。続いて,自主研修生の代表にも修了証書が授与されました。また,学業などで優秀な成績を収めたKCGIとKCGの最優秀賞と優秀賞受賞者にも表彰状などが贈られました。

引き続き長谷川亘 KCGI・KCG統括理事長が式辞。札幌サテライトや東京サテライトの開設や「.kyoto」(ドット京都)のドメイン立ち上げなど,近年のKCGグループの試みなどを挙げ,「これからグローバルに仕事をしていく中で,自分なりの強みを持つことが必要。自分はどのような人間なのか見極めて,自分の売りにしてほしい。本学のことを思い出し,卒業生同士が助け合い,絆を深め,仕事を協力できるようなネットワークの一員になってください」と語り掛けました。

4月13日に元グーグル日本法人社長 村上憲郎 氏の講演会を開催します

京都コンピュータ学院(KCG)の創立50周年と京都情報大学院大学(KCGI)の創立10周年を記念し,4月13日(土)14時より,KCG京都駅前校にて記念講演会「グーグルがやろうとしていることと,ICTの新地平」を開催します。

「MZ‐80K」が情報処理技術遺産に。KCG資料館で5機種目

京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)が京都駅前校で保存,展示しているシャープ製のパーソナルコンピュータ「MZ‐80K」が,一般社団法人 情報処理学会から2012年度「情報処理技術遺産」の「認定機器」に選ばれ,3月6日に認証を受けました。本学からは2008年度に全国第一号認定を受けた「TOSBAC-3400」と「OKITAC 4300C システム」,2010年度の「NEAC‐2206」,2011年度の「NEACシステム100」に続き5機種目となります。

情報処理技術遺産の認証式は3月6日(水),東北大学川内キャンパス(仙台市青葉区川内)で開かれた情報処理学会 全国大会の席上,執り行われました。長谷川亘 KCGI・KCG統括理事長が,同学会の古川一夫会長より認証の盾を受けました。

「MZ-80K」は,初期の代表的な8ビットパーソナルコンピュータの機種のひとつで,1978年にシャープにより開発され,技術者トレーニング用のセミキットの形で製品化されました。オールインワン設計で,本体,ディスプレイ,キーボード,テープレコーダを一体の構造としています。プログラムにより時刻表示や3オクターブの音を出すことが可能で,初期の8ビットパソコン御三家の一つとして人気を博しました。

KCG資料館を所蔵機の開発者グループが訪問しました

3月6日(水),歴史的なコンピュータの実物を多数収蔵し,一般社団法人情報処理学会から「分散コンピュータ博物館」の第一号認定を受けている京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校の「KCG資料館」を,コンピュータ設計・開発に携わるJBCC株式会社の元社員の方々が訪問されました。同資料館に所蔵されている東芝製TOSBAC-1100,TOSBAC-1200の開発に携わった方々で,若き日に情熱を傾けた機械の実物をもう一度見たいと資料館にいらっしゃいました。

開発者の皆さんは,長谷川靖子学院長に案内され,京都駅前校一階のフロアに置かれたTOSBAC-1100,TOSBAC-1200を見ると,目を潤ませ,手で触れたり,目を近づけて細部を眺めたり,写真を撮ったりされ,機械を囲んで昔話に花を咲かせました。

その後,長谷川学院長と開発者の皆さんはコンピュータを巡り語り合い,さまざまな秘話が飛び出しました。開発現場に4台のベッドがあり,かわるがわるそこで仮眠を取りながら開発に打ち込んだ話,特に重要な機械の置いてある部屋にだけエアコンが入り,暑い季節はそこで涼んだ話など,いずれもかつての苦労をしのばせました。新谷繁八さんは「自分たちが開発した機械が保存されているのを見て本当にうれしいです。40年ぶりに息子に再会したような気持ちです」と感激を語っていました。

3月3日にWindows 8に関する講演会を開催しました

京都コンピュータ学院(KCG)の創立50周年と京都情報大学院大学(KCGI)の創立10周年を記念し,3月3日(日),KCG京都駅前校にて記念講演会「最新OS Windows 8のストアアプリ開発」を開催しました。

マイクロソフト デベロッパー&プラットフォーム統括本部 エンベデッド デベロッパー エバンジェリストの太田 寛さんが講師を務めました。2012年にリリースされたWindowsの最新バージョン『Windows 8』では,タブレットやスマートフォンの世界と同様にアプリケーションをユーザに配布する仕組み『Windows ストア』が新たに用意されました。講演では新しいUXを実現するWindows 8ストアアプリの概要とアプリ開発方法を,デモを交えながら解説しました。観客は静かに耳を傾け,時折質問を投げかけるなど,興味深い内容に聞き入っていました。

2月24日にKCG AWARDS 2013-学生作品発表会を開催しました

2月24日(日),京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールにて,学生が卒業研究などで開発,制作した作品の中から優秀作品を発表する「創立50周年記念 KCG AWARDS 2013 -学生作品発表会-」を開催しました。

多くの作品から選び抜かれた6作品が出場,練習を重ねたプレゼンテーションによって発表されました。その後,IT企業から招待された6名の審査員の方々の厳正な審査と,会場の皆様からの投票により,ゲーム学科の米山哲平さんのゲーム開発用ツール「Knowall Library 5.0」が最優秀賞に輝きました。また,情報科学科の寺村彩貴さんほか7人によるメモ管理アプリ「Memohack」が創立50周年特別賞に選ばれました。

最優秀賞の「Knowall Library 5.0」は,ゲーム開発に必要なゲームフレームワーク,物理演算エンジン,計算幾何関数,エフェクト等々多くの機能を備えており,米山さんの4年間の集大成というべき作品です。米山さんは2年前にもKCG AWARDS 2011に出場しており,2回目の挑戦で見事栄冠を勝ち取りました。

3月16日に実教出版主催「情報授業支援セミナー」を開催します

実教出版株式会社主催の「情報 授業支援セミナー」が京都コンピュータ学院(KCG)および京都情報大学院大学(KCGI)の協力のもと,京都コンピュータ学院京都駅前校で開かれます。

このセミナーは,高校で「情報」を担当する教員等を対象に,授業展開例,課題解決など授業に役立つ知識を伝授するものです。

ご多忙の時期とは存じますが,多数の先生方にお集まりいただければ幸いです。

日時 2013年3月16日(土)14:00~17:20

場所 京都コンピュータ学院京都駅前校

内容(予定)

専門士と修士が2年で取得できる大学院併修コースを新設!

KCGグループ創立50周年を記念し,京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)では,専門技術のスキルアップと幅広いウェブビジネス技術の知識を修得し,よりよい就職を目指す大学卒業者やキャリアチェンジを目指す社会人のための新コース「大学院併修(デュアルディプロマ)プログラム」を新設しました。

短期間で効率よく技術と知識を身につけることが可能で,KCGでITを基礎から学び,並行してKCGIでさらに高度なIT応用技術を身につけられるプログラムです。修了時には専門士と情報技術修士(専門職)の2つの学位を取得できます。

さらに,本プログラム受講生にはkcg.edu創立50周年記念奨学制度が適用され,KCG2年課程でかかる学費に約10万円を上乗せすれば修士号も取得できることになります。

<こんな方におススメ>

  • 就職に有利な資格を取りたい方
  • 就職時の年齢が気になる方
  • コンピュータの知識が少ない,または自信がない方
  • 学費が心配な方

 

ネット上の違法・有害情報 対策万全に!セミナーを開催します

京都情報大学院大学・京都コンピュータ学院の共催による,社団法人日本インターネットプロバイダー協会の「インターネット上の違法・有害情報対策セミナー 過去~未来 ~児童ポルノ対策を中心に」が2月28日(木),3月1日(金)に京都コンピュータ学院京都駅前校(京都市南区西九条寺ノ前町10-5,京都駅八条口より徒歩7分)で開かれます。

一般の方も無料で参加できます。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

日時と主な講演内容は下記のとおりです。

札幌で創立50周年,札幌サテライト開設一年の記念講演会開催

2月19日(火),札幌市のホテルオークラ札幌におきまして,kcg.eduグループ創立50周年,京都情報大学院大学札幌サテライト開設一年を記念する講演会「ここ札幌から世界に発信しよう」を開催しました。北海道のIT業界を代表するお二人が講演し,多くの参加者が興味深く耳を傾けました。

最初に講演したのは北海道大学大学院情報科学研究科教授・産学連携本部副本部長の山本強先生です。サッポロバレーの語り部とも言われる山本先生は,「IT分野の産学連携――サッポロバレーの現在・過去・未来」と題し,学生時代,CG画像の研究に熱中した日々からIT企業の設立への出資,企業への参画など,産学連携の主役として活躍した軌跡を振り返りました。そして「変化を追いかけるのではなく,自ら提案していかなくてはならない。今ある技術から何ができるのかを考えるのでなく,『こういうことをしたい』というところから技術を開発していく『バックキャスト』の発想が重要だ」と語りました。